日に日に快方には向かっている。
昼。会社に挨拶に顔を出した。気を遣ってくれる皆さんに感謝の言葉しかない。
「早く帰って休んでくださいね。やりはじめたらやっちゃうでしょ。」
と言葉も頂いたが、少しだけのつもりが、書類整理、FAX送信などやりはじめたら、結局夕方になってしまい、
「ほら、言わんこっちゃない。ぶり返しますよ!」と、どやされながら、会社をあとにした。
実は昨夜は会合があったのだが、体調の事がらみで、気が滅入る対人トラブルが起きたので、血圧上昇、動悸息切れもして危なそうだったので、キャンセルして、自宅でゆっくりした。
無理を押して参加するものでもない。しかし、根性論が頭の中を占めている人からすると「その程度で」「やわな」「○○さんと比べたら」と、すべては、その人の主観で、自分は軟弱に映るらしい。(そんな自分を、自分でも百も承知だ。)
「おおそうか。ゆっくりな」と言ってくれれば、たった一行、たった一言で何事もなく過ぎたであろう会話が、「気合で出てくるべき」みたいなことを言ってきて、一度目はネタとか洒落かと思って「いやいや、こんな状態なので」って言ったら「○○さんはこうだった、○○するくらいじゃなきゃ」と、二度三度、絡んできたので、さすがにいらっときてしまい、言葉を返したら、だいぶこじれた。
関係ない、自分の事ではないものまで引き出してきたので、このような、感覚がずれてしまっている状態の人と何を言っても無駄で正常な会話が成立しないので、議論からは遠ざかった。関係者には迷惑をかけてしまったが、気にせずに、と、声をかけてくれたりフォローしてくれたことに感謝した。
何を頑張っても、合わない人は合わない。
また、その時の機嫌とか、何かその人をそのようにさせた理由も多々あるのだろう。
自分にも原因があるだろう。冷静なつもりでも、やんわり返しているつもりでも、暴虐な言葉が次から次へと浴びせられると、あまり怒らない自分が、実に珍しく、カッとなって乱暴な言葉を返してしまった。
特別扱いしてもらいたいわけではないが、体調の状況も状況なので、そのことで人に迷惑をかけたくないため、関係者に、率直にそれを人に言うだけなのだが、相手が負の思考と感情の嵐の中にいる場合は、批判材料の一つとなるのだろう。
帰って、眠る。