宮町まつりがあった。歩行者天国にして、ちゃんこ鍋の振る舞い、ラーメンフェスタ、フリーマーケット的な店舗、子どもたちのキッズバイクレース、抽選会などいろいろな催し。
ラーメンはまずくはないが、2種類食べ比べて、濃すぎるとの価格に対して量が少なすぎるのは気になった。テナントが6しか出なかったのも痛手か。
富士山ちゃんこ鍋は、地鶏、ニジマスなどを使った地モノのちゃんこ鍋のふるまい。市役所が予算出しているとはいえ「タダ」なのはいかがなものか。4人セットで1000円くらいとっても良いのでは。というか、取りなさいよ。なんにもならないじゃないか。
味はと言えば、無論美味しかったが、混ざってしまえば鶏もニジマスも全て同じである。ごった煮で「やっぱ富士宮違うぜ!」とはならない。もっと話題性のあるしかけをせねば、今後はないだろう。
祭り自体も、自分がいつもいうようにイベント中毒者の巣窟と化しているので、なんのためのイベントかわからない。何のための祭か。
日常の経済がぐるぐる回る仕掛けがあった上での、まつりであるべきなのだが、回らない日常をカバーする、厳しい日常を慰めるだけのイベントでは、本末転倒なのだ。