たった5日でも、隔世の感がある
文字通り、世と隔てていたわけで隔世である
あまり、知らせてないとはいったが、それでも、
一部の関係者には当然連絡するわけで
一通り、ラインやらメールやらし終えた
何十人にヘロヘロなトーンで、体力を使い果たす電話はできないと思い、
メッセンジャーで許してもらった
皆には本当に感謝の気持ちしかない
妻と2人で、ひさびさの昼食を自宅で食べた。
当たり前の日常がなんとありがたいことか
じわっときた。
今回の体調不良と入院をきっかけに
暴飲暴食の自業自得で84kgあった体重は、入院時には80kgとなり
手術後は77kgまでに下がった。点滴生活が終わって食事が復活したので
今日は77.5kgにはなっていたが。
ピーク時から6.5kg減は、確かに体は軽い気がする。
顔もシャープに尖った印象だ。
うん、悪くない。
このまま、スリムな体型を維持したいと思う。
退院したら読もうと思った、岸見一郎氏の。5月25日に発刊されたばかりの著書、注文しておいたものが自宅に届いていた。
「成功ではなく、幸福について語ろう」
僕は独立して18年が過ぎ、いまさら「なんのために」と、自問自答している。
それには、豊かさの定義、幸せの定義って、人によって違うものなのだが
経済活動の中で、何に対して、何のために、なぜ、とシンプルな根源の課題に行き当たっている。
入院中にも、隔世の中でそんなことを思っていた。
冒頭に「幸福」と「幸福感」は違う
「幸福は、幸福で『ある』ものである。幸福に『なる』ものではない」
という、重要な真理をもらった。
病をきっかけに、仕事、生活、家族、地域、仲間、あらゆる幸福について、考える切っ掛けとなった。
大切なことを、自分の意思で、自分の責任で、しっかり選んでいこうと思う。