徒然なるままに

社会復帰2日目 客を逃す時

今朝5時半起床。

呼吸が回復してくると、目覚めが思いのほか良いことに気づく。

妻いわく、大きないびきや、呼吸が停止している様子がだいぶ減ってきたという。

 

まな板でトントン、

おなべでコトコト、

朝食を作り、子どもたちと食べ終わり、

昨夜少しお疲れだった妻を時間差で起こして、ご飯を出した。

食事を作る習慣は今年の1月頃から、夫婦の約束で、できるときは朝食は

僕が担当することになっていたのだ。

喜んでもらえる事は嬉しい。

 

PTAのスポーツ大会があったのだが、さすがに炎天下では厳しいので、開会式だけ参加して、不参加をわびて、少し仕事に出た。客先のPCの不調を少し治し、同じくPCのサポートをもう一軒。

待ち時間があったので、イオンの通信機器店による。

仕事で必要な端末があったので、店員に聞いてみた。

「1台なら増設できますね。」

「いや、別のショップで、2台は少なくともできると聞いていて、2台は欲しいんですが」

「確認してきましたが、やはり1台のようです」

僕はパンフレットを取り出し

「では、ここに、最大5台と書いてあるのは、どういう理由なのか、どういう条件でこれができるのか、教えてほしいのですが」

「あ、ほんとですね。なぜだろう。」

そこから何もしてくれないことに、少しがっかりして

「調べてはくれないのですか?別にうちは困りませんが、パンフレットを見る限り、できそうですので、ここで買えなければ、他で2台買うだけです。店員さん、目の前で、お客様を逃しているんですよ。このお店が直売店ではなく、代理店なので、制限があるというなら、わかるんですが。」

というと

「すみません、まだ新人で・・・仕組みが複雑で・・・」

それは良いので、改めて、できるかどうかを聞きたかったのだが、もう、この彼女の思考は停止してしまって言い訳が始まったので、静かにその場を去った。

「またよろしくお願いします」と言われたが、何をよろしくなのかは、わからない。

客商売の難しさであるが、お客様のニーズ、気持ちを捉えるのは一筋縄ではいかない。

ただ、彼女には「もう一度調べてくるので、お待ちいただけますか」という、チャンスがあったはずだが、どういう理由か、彼女はそれを放棄してしまった。

やれることを尽くして、客を逃すのと、

やれることがまだあったのに、やらずに、やれずに、逃すのとは全く意味が異なってくるなあ、と感じた昼であった。

 

 

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